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The Gardener's Tools
ガーデナーの道具

cultivating & weeding - 耕す、除草する

 - くわ -
ウォーレンくわ(または三角ホウ)


シュタルハムくわ
   

ダッチくわ


サークルくわ


 耕すという作業は、植物の周りの土をよくかき混ぜてやることで、植物が水や空気をうまく吸収しやすいようにし、雑草との競争に負けることなく生長していけるよう手助けする、きわめて重要な作業です。
 ガーデナーは大昔から長い時間をかけて、くわという道具の概念を膨らませてきました。平くわを始め、唐くわ、備中くわ、草削り、ジョレン、アイくわ、ウォーレンくわ、シャッフルくわ、スオー、シュタルハムくわ、スワンネックくわ、スカフルくわ、首振り型除草くわ、コリニア型除草くわとさまざまです。
 庭の大開拓をするのでなければ、除草と軽く土を耕すために作られたくわが一本あれば充分です。
 古代の戦闘用の斧を使うような大げさな動作でなく、ほうきで掃いたりモップをかけたりするような軽い動作で雑草を取れるようなデザインがベストでしょう。背中に負担がかからず、地表面をたやすく滑らせることができ、短時間で広い面積を耕すことができるでしょう。
 ただし、幅広の刃の付いたくわは、早いペースで耕せるように思うかもしれませんが、細い刃のくわよりも力がいるということは忘れないで下さい。


 - 除草ごて -
ネジリ鎌


デイジーグルーバー


 ボーダーや植え床の雑草を取る作業で、前述したくわを使うのは、クロゼットの中でフラメンコを踊るのと同じことです。つま先立ちでステップを踏まなければならないからです。除草ごてがあれば、小さな花壇でも申し分なくコントロールできるので、大切なオダマキをうっかり刈り取ってしまったり、根を傷つけることもありません。
 おびただしい数のよく似たデザインの除草ごてが、この100年間の間、雑草と善戦を繰り広げてきました。
 なかでも最もすぐれた除草ごてのひとつはネジリ鎌です。小型のくわのようなデザインで、地表下の雑草をきれいに刈り取れるよう、鋭利な一辺のある三角形の刃が急な傾斜で取り付けられています。(このタイプやほかの鋭利な刃の付いた除草ごてを片手で扱うときは、もう片方の手の動きによく注意して下さい。草取りに夢中になって、指を傷つけることがよくあるからです。)
 そのほか、デイジーグルーバー(またはタンポポ用根起こし。細長い刃の先端にV形の切り込みがあり直根型の雑草をてこの原理で持ち上げられるよう支点がある。) ・ ホットベッド(またはヘイゼルテン製ごて。) ・ ノイズ(またはVごて。)など、さまざまなものがあります。
 
 - 草刈鎌 -

 - スチール製レーキ -

 - カルティベーター(耕うん具) -

  



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