Tending the Garden - 庭の手入れ
タンポポを綿毛ができる前に掘り起こして退治してしまえば、次の春に芝や庭に次々と生えるあのかわいい黄色い花に出会うことはないでしょう。 ガーデニングはたいてい時期さえ適していれば、たいへんなことではありません。もし、アスパラガスを育てたいのなら、植え床は少なくとも60cmの深さまで2度起こしすべきです。この植え床は将来への投資です。最初の2年間はアスパラガスが生長し夏には美しいシダのような葉に変わるのを見守るだけです。その後、3年目か4年目にやっと収穫ができますが、その格別のおいしさに驚くことでしょう。自分の庭にあるのだから、スーパーで茎の太さが鉛筆くらいとか、指の太さくらいとより分ける必要もありません。そして少なくとも15年はそこで収穫できます。 サヤインゲンは毎日根気よく摘み取れば、喜びは2倍になるでしょう。インゲンは頻繁に収穫するとより多くの実をつけます。食卓には新鮮なインゲンが毎日並び、その後何週間も大収穫がつづきます。 レタスは夏の暑さに耐える、とう立ちの遅い品種を選ぶか、ほかの野菜等で部分的に日陰になる場所で、葉が1枚ずつはがれるタイプを育てましょう。、一度に丸ごと収穫する代わりに、外側の葉を必要な枚数だけ取ります。すると季節の間ずっとレタスの株は内側から新しい葉を次々に出し続けます。 ボタンはピンクの芽が春に出始める頃に支柱を立ててやれば、満開の時に花が首を垂れて泥まみれになることもないでしょう。 ガーデニングは確かにいつもやることがありますが、適した方法と、適した時期を守りさえすれば、基本的にはシンプルなものです。ポストや車まで行くついでにナデシコの花がらを摘むだけで、花をいっぱい付けさせることができるのです。 ここでは植物ごとに詳しい手入れのスケジュールを提案していきます。 |
庭の作業カレンダー
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